SさんのXL1200S
 
 先日、Sportster Custum Book に載せていただいたSさんのXL1200Sです。
 元々当店にてサス、ブレーキ周り、マフラー(当店のメガホン集合)を交換して4〜5年乗っていたんですが、「ホイルとフォークも変えたいな〜」 と、その間もず〜と考えていたらしいです。
 が、ある日予算の目途が付いたと言う事で、話が進展 「カッコ良くたのむよ〜!!!」と持ち込まれました。 
 
 オーダー内容は、随分考えていらっしゃった様で サクサクと決まりました。
 先ず、タンクとシートはこのままで! フォークはオーリンズ、ホイルはダイマグ17インチ、ブレーキディスクをブレーキングのウエーブで。
 「タイヤは太く!後は任せるよ!」 「解りました」 以上終了。
 フロントのブレンボキャリパーとマスター、リヤのオーリンズは以前から付いていた物です。
 
 Sさんとは以前から遊びに寄っていただいた時に、色々な話をしていて人となりも解り、親しい状況が出来ていたので、「任せる」と言われてもある意味平気でしたが、初めて来られた方等状況が違う方ですと、やはりかなり細部に亘る打ち合わせは必要です。

 43φオーリンズに合わせて使用した MISUMI製 ステム。
 最近お気に入りのドイツ製のウインカー。

 ダイマグは5,5−17 タイヤは180/55−17。
 スイングアームをワイドで製作リヤサスはレイダウンして良く動く様にします。(以前から取り付け位置と角度を変えたくてしょうがなかったんでちょうどいいタイミングでした!)
 ストラットはタイヤが入らないのでカット!整形してオーバーフェンダータイプのストラットをアルミでワンオフ。
 タンクのラインに合わせての形と色なので生材ですから錆びに注意です。
 テールランプ、ナンバーステーもパイプで製作。
 このテール周りは本の中では”S1に似てなくも無い”と書かれていましたが、私的にモチーフにしたのは大好きなXLCRなんですよね〜。

 タイヤが太くなったので、それに合わせてフロントスプロケットをオフセットした事によりフロントスプロケットのカバーが付かなくなり、ワンオフ。
 ステップをつけるので結構ゴツく作りました。
 くるぶしガードも位置が今一つ しっくりしなかったので作り直してあります。
 マスターシリンダーはキャリパーを小型にしたので小径の物に変えてあります。
 カムカバーはカットして塗装をしました。

 このバイクの最大のポイントがマフラー!以前からスポーツスターは左側が何かスッキリしていて右側に負けてるな〜と思っていたんです。
 他店さんで左出し等も売っていたので、真似するのもいやだな〜と思っていたんですが、ビューエルの様にタンクと言うか大きなサイレンサーというか、が付いたマフラーは見た事ないな!と思い、以前からアイデアを実現させてくれる人は誰かな?と考えていました。
 
 今まで付けていたメガホンはシンプルで性能もいい感じだったのですが、このバイクはチェーンラインが外に出たので、マフラーにチェーンが当たってしまい付けられなくなってしまいました。
 外に振ればいいという考えもありましたが、バンク角が減るのがどうしてもイヤで、「あの〜Sさんマフラー作っていいですか?」
「ウン、いいよ〜」 いい人です。
 
 で、作ったのがコレ!消音タンク+サイレンサー(最近GSやZにつけている物)でメガホンでは出来なかった音量下げも可能になり、コレで少しは「Sさんのだんなさんの乗っているバイク、音が大きいわよね〜」と、言われていたかどうか知りませんが(笑)コレで言われる事は減る?でしょう!

 出来てしまうと、軽くサラサラと書いてはいますが、実際は無い頭で物凄く考えながら作っていたので、かなり時間を食ってしまい、Sさんには大分待っていただく事になってしまい大変申し訳ない事をしてしまいましたが、「かっこよく出来たから、ぜ〜んぜんOK!」といっていただけました。
 やっぱりいい人です。
 それと、「荒谷さん言ってたとおり、タンクがデカイのが解ったから作っといて!」と言う事になりました。
 またがんばります! 有難うございました。